小鹿田焼 小袋窯 抹茶碗 銘:鹿峰 飛びかんな 真黒/白なだれ 口径約12cm 一点もの 陶器 茶道具 民藝 飯碗
¥14,300
SOLD OUT
小鹿田焼(おんたやき)の口径が約12cmの抹茶碗 銘:鹿峰です。
抹茶の作法の流れの一環として、お茶をいただいた後、茶碗を鑑賞するという所作があり、作り手の拘りが注ぎ込まれています。
器の内外に小鹿田焼の伝統技法である飛び鉋(かんな)を掛けています。飛び鉋は、蹴轆轤で回しながら鉋を押し当てて、リズミカルにバウンドさせながら土を削り出し、連続した細かい文様をつける技法です。さらに、白薬が登り窯の火に焼かれ、口縁から内外になだれて奥深い見事な景色を描いてくれています。見込み部分は轆轤目に沿って白薬がゆるやかな渦が見て取れ、外側高台部分に小鹿田焼と銘「鹿峰」の判が打ってあります。
形は、高台がやや高目で腰は少しの丸みがつき、口は末広に広がっています。抹茶碗として手間を掛けて作られていますが、高級な飯碗としても是非おすすめです。毎度の食事に器の美しさ、肌合いの高さを感じられ、特別感をお楽しみいただけます。
小鹿田焼は、大分県の山あいの集落で、江戸中期より受け継がれる昔ながらの伝統的技法で作られる陶器です。機械を使わずに、地元の山土を谷川の水力で砕き、蹴ろくろと手作りの道具、薪を使った登り窯で作陶されます。自然の力と人の手仕事が生み出す小鹿田焼は、温かみがあり、素朴な美しさがあります。その陶芸技法は親から子へと一子相伝で継承され、現在は9軒の窯元が家族労働で守り続けており、国指定重要無形文化財に認定されています。
窯 元:小袋製陶所
サイズ:直径 約12cm / 高さ 約5.4cm
技 法:飛び鉋
材 質:陶器
製造国:Japan
電子機器等:レンジ/可(温め程度)、食洗器/可、オーブン・直火/不可
【注意書き ※必ずご確認の上で購入のご検討をお願い致します。】
・商品画像は入荷時に当店で代表商品を撮影したものです。サンプルとして御覧ください(商品名に「一点もの」があれば現物)。お客様のモニターの設定等により実際の商品の色と多少異なる場合がございます。
・小鹿田焼は手作業と登り窯で作られるため、形や大きさ、色、模様などが商品によって必ず個体差があります。一つとして同一の物はありません。個々の違いは、世界に一点だけの個性としてお楽しみください。
・当店の商品は、窯元が検品し良品としたものより、現地で確認をして仕入れしております。小鹿田焼の伝統的な製造行程により、手作り故の、ゆがみ、窯傷、ざらつき、ムラ、鉄粉、釉ダレ、ピンホール等が見られる場合があります。小鹿田焼の大らかな風合い、特性としてご理解の上ご購入をお願いいたします。
・お皿等、窯で重ねて焼くものには、中央付近に白い円(目剥ぎ)があるものと無いものがあります。ご注文の際は目剥ぎの有無をご指定いただけません。ご了承ください。重なった部分がくっついてしまわないよう、釉薬を剥がした跡が白い円となって現れたものす。一番上で焼かれたものや、重ねずに焼かれたものには目剥ぎがありません。
・代金のお支払い確定後、7日以内に発送予定です。
・お客様のご都合による返品・交換は受け付けておりません。
【ブログページ】
・小鹿田焼の特徴と技法
https://sarahoshi.base.shop/blog/2022/08/08/145656
・小鹿田焼の歴史
https://sarahoshi.base.shop/blog/2022/02/07/003336
・小鹿田焼の里
https://sarahoshi.base.shop/blog/2022/08/08/150444
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